
介護施設グループホームとは、数人の高齢者達が介護用の家の中で、自分でできることは自分でやりながら介護スタッフの支援を受けて自立した生活を送る施設のことです。1つのグループホーム施設の定員はほとんどの場合5〜9名程度で、「マイペースで生活出来る」「家庭的」などの理由から、老人ホームなどの施設よりグループホームを選ぶ人が増えているようです。
そのため、グループホームは介護保険制度の始まりの時から比べ物にならないほど施設の数は膨れ上がり、今では全国に2000施設以上のグループホームが存在します。
また厚生労働省は、ゴールドプラン21の方針の中で2004年度までに3200ヶ所に増やす計画を立てていますが、たとえ目標を達成したとしても、まだまだ充分な数とはいえません。
介護施設グループホームは殆どの施設が市街地に開設されて、地域との交流や、閉鎖的な介護施設などとは違い新しい老人ケア施設と言うことができます。その証拠に重い痴呆者が改善されたという入居者の家族からの報告も数多く上がってきているようです。
また個室の施設が多いので、家族が訪問してきた際にも、家族水入らずの空間を作る事ができプライベートも確保されている施設がほとんどです。
ただし、グループホームの施設によっては、特養や老健などと併設されている所もあり、ルールによって外出が制限されているなど、管理には施設ごとのばらつきが見られますので、入所を希望する場合は、事前にその施設の設備内容や規約などを確認しておくことも大切です。
また、グループホームは、少人数ゆえに料金もかなり高額になります。
グループホームは施設にもよりますが、一ヶ月あたり最低7万円、多いところでは15万円以上かかる施設もあり、この他にも介護費用を一割、別途に負担しなければなりません。これは、いわゆる老人ホームなど、グループホーム以外の介護施設に比べて、かなり割高な料金であることは間違いなく、年金ではとても賄えない人がほとんどでしょう。
この割高の理由はもちろん少人数がゆえに、施設の維持や人件費などの費用がかかることが原因です。介護では人件費を抑えることは難しい現状ですし、少人数で施設を占有するというグループホームの性質上、なかなか費用を抑えられないというのがグループホームを利用する際に最も大きなハードルとなっていることは確かなようです。