大川家具

大川家具の歴史家具の名称家具に使われる材料
家具職人家具のお手入れ

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家具職人
 
大川の家具作りは、あらゆる職人がいてはじめて可能になります。
木工の職人、塗装の職人、木工機械の職人、この職人の幅の広さと層の厚さが大川の家具を作り出しています。
 

木工の職人木工の職人


彫る

「木あじを出す」木の持つ表情を豊かにするために刃物を入れる。木目の美しさと荒らした木端(こば)の調和が絶妙な味をだしています。

引き出し
鉋(かんな)一枚0.1mm以下の削りで、引き出しを箱に合わせる。本来引き出しは後から箱に合わせてひとつひとつ調整するものです。

面材付け
「目より手」職人の手は精密なセンサー、手で物を見る。0.01mmの差は見ても判らないが、手は見分けられる。刃物の研ぎも、材の見極めも、仕上げも目と手で判断するのです。

部品見本
「図面じゃわからん」。刃物の組み合わせが複雑な部品は、図面では表せない。冶具と同じように部品見本の制作と管理は重要です。


木くぎ作り

チーク材の長年使いなれた台の上で木釘削り、うつぎを削って木釘から作る職人は少なくなりました。「木釘を焼くと強くなるが堅すぎて棚板を傷めるから焼かない」。

研ぎ
「桐用鉋の刃先角は違うよ」。柔らかい桐材を削る鉋の刃先角は小さく研ぎます。自分の道具は自分で仕立てて自分で手入れする、だから作る物が違えば道具も違うのです。

木取り
「木を読む」。節、割れ、アテ、木目、全ての情報を荒材から読み取り、ロスの無いように木取りをするためには、長年の経験と勘画が必要になります。

 

塗装の職人塗装の職人

 


調色
「材が変れば色も変る」。材のバラツキをなくし、美しい木目にする着色。微妙な色調を出すためには、職人の勘が必要になります。

 

 
吹付け
「仕上げによって圧と粘度は違う」。美しい木目に仕上るためには、塗料の粘度と吹付けの空気圧調整が大事。木と塗料、どちらも熟知していなければ良い塗装はできません。
 
木工機械の職人
木工機械の職人
 
CADのデータを基にNC(数値制御木工機械)の制御プログラムを制作する。木を削るのが手の道具の刃で削るのか、機械の刃で削るかの違いはあっても、木の性質を熟知していなければ美しく加工することはできません。刃をどの角度から入れてどちらに逃がすか、機械に職人の技をプログラムする。精密な数値制御の機械も、複雑な加工を必要とする部品には正確な冶具作りが要求されます。高度な機械も木を知り尽くした職人によって制御されるのです。

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